虫歯を予防するために
子どもの歯は虫歯ができやすく進行も早いので、日ごろから虫歯にならないように予防することが大切です。
虫歯はなぜできるの?
口の中にいる虫歯菌が、食べ物に含まれる糖を取り込む際、酸が発生します。この酸は歯の表面を少しずつ溶かしていきます。
健康な歯は、食べないでいる間に唾液の中のカルシウムやリンを吸収してまた固くなります。これを再石灰化といいます。しかし、歯磨きができていない、唾液が少ないなどの原因で口の中のバランスが崩れ、再石灰化より早く酸化してしまうと虫歯になります。
虫歯予防
1.虫歯菌を口に入れない
大人からうつりやすいので、口移しや大人の箸で食事を与えることは控えます。
2.だらだら飲み食いしない
食事の感覚が狭まると、再石灰化が追い付かなくなります。甘い飲み物にも注意しましょう。
3.食べたら歯磨き
赤ちゃんのうちはガーゼで拭い、歯が生えそろってきたら歯ブラシを使います。自分で磨くようになっても、仕上げはお父さんお母さんがしてあげてください。
4.食事に注意
カルシウムを多く含む食品を摂ります。また、唾液には殺菌作用があるので、よく噛んで食べることも虫歯予防につながります。
5.フッ素の活用
フッ素入り歯磨きが有効です。また、緑茶にもフッ素が含まれています。食後のお茶は、ほっとするだけでなく、虫歯予防の観点からも理にかなったことだったんですね。
6.定期健診
定期的に歯医者さんで見てもらいます。子どもの虫歯は進行が早いので、できれば3~4か月おきに見てもらえると安心です。もし虫歯になってしまった時に必要以上に怖がって行きたがらないと困るので、治療が必要になる前から定期的に行って慣らしておくと治療もスムーズになります。
2015/11/26 更新
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